はじめに

低カロリーで食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富なきのこ。
天候不順でも1年中安く気軽にスーパーなどで買うことができます。
でも保存が難しく、常温だとすぐに痛むし、冷蔵庫に入れるとかさばります。
そこでオススメなのが「干す」という方法です。
干すことにより栄養素が増え、長期保存もできるようになります。
この記事では、栄養素とうま味が増え長期保存も出来る干しきのこの簡単な作り方を紹介します。
干しきのこを作る方法

干しきのこは、天気が良く乾燥した日に作ります。
1.料理に使いやすいサイズに切り、水分が付いている場合はキッチンペーパーで軽く拭く
2.風通しの良い場所で、ざるや新聞紙の上に重ならない様に並べる
3.セミドライ(すぐに食べる用)は数時間~1日、フルドライ(長期保存用)は2~5日天日干し
セミドライは、外はカサカサ、触ると少しグニャっとするくらいで完成。
フルドライは、完全にカリカリするくらいで完成。
乾燥が足りない場合は、キッチンペーパーの上に並べて電子レンジでチンするとしっかり乾燥します。
セミドライだと4日、フルドライだと15日くらい冷蔵庫で保存できます。
きのこの種類にもよりますが、干しきのこにするだけでビタミンDや食物繊維、カリウムなどの栄養素が数倍~十数倍に増えます。
注意点としては、
・室内での乾燥はNG
・湿気が多い日は避ける
室内干しや湿気が多い日だと、きちんと乾燥せずにカビが生えてしまうことがあるので注意してください。
スポンサードサーチ
干しきのこレシピ

普通に調理で使う場合は10分、出汁を取る場合は一晩かけて水がぬるま湯でもどします。
あまり時間をかけすぎると風味や食感を失うことになるので気をつけてください。
・サラダ
香りや食感がアップ。食物繊維も豊富でヘルシー。
・ぺペロンチーノ
風味や食感が楽しめます。
・炊き込みご飯
水でもどして出汁をとっても美味しいし、もどさずにそのまま入れて炊いても食感や香りを楽しめます。
・そのまま
軽く塩を振るとヘルシーなおやつやおつまみになります。
・カレー
カレーは水もどしは不要。うま味が増しカロリーも抑えられます。
・卵スープ
一晩かけてもどした出汁を使います。うま味が格段にアップします。
乾燥すると硬くなり歯ごたえが良くなるので、小さい子供に食べさせる時は細かく切るようにしてください。
まとめ
以上が、栄養素とうま味が増え長期保存も出来る干しきのこの簡単な作り方でした。
干すだけで栄養素もうま味も増えるし、長期保存も出来て良いことばかりです。
特に秋は晴れが多く乾燥しているので、干しきのこを作るのには最適です。
是非試してみてください。